明石市 魚住町の庭



明石市の現場です。

とても広い敷地で地形も富んでいて明石の海岸線を上手く利用したお庭でした。



明石市魚住という地名はまさに明石市が瀬戸内海沿いにある海岸の町だという事です。

その昔、瀬戸内海は氷河の時代は大きな大河だったらしいです。
氷河期の終わりにこの星の氷が溶けて海面が上昇して海になったらしいです。
明石市には明石川という一級河川が流れ込んでいます。
兵庫県は山岳地帯なので、山から流れ込む河川(加古川や市川など)が播磨平野を形成して、現在の地形になりました。

明石市の海岸はほぼ海水浴場になっていて、砂浜が広がっています。
水が綺麗で魚も沢山いる海。
魚住にこのお庭はあります。

このお庭がある現場のすぐ南には住吉神社という神社があります。
この神社は境内から海が見える神社という珍しい立地にあります。
海岸沿いの高台に建てられた神社で、ご依頼いただいたお庭も同じ高台にありました。



庭全体が高台を含む海岸の平地と繋がっていて、とても広くて変化に富む地形でした。



お庭は地域の植生に即した日本庭園が造られていて、このお庭を造った職人さんの知恵やアイデアを窺い知る事ができます。



回廊式の散策路に石組みやツクバイ、灯籠など地形と建屋を上手く縫うように南側に日本庭園が造られています。



石畳の回廊も歩きやすいよう施工されていて、石組みに熟練した職人さんの仕事だと窺い知ることができます。



斜面地を、上手く石で土留めをして、回廊と崖下を区切っています。





こういう広大なお庭では全体を捉える事も大切ですが、視界に収まる部分部分としての景観で区切りながら仕事をして行くと後々に全体が繋がってきます。



ご新規様でのご依頼でしたが、剪定枝を根元や土が露出している所に敷き込んで行く事をお話しの上ご了解頂けました。
玄関脇の植栽部分はご両親様のご希望もあり、剪定枝の上からマルチング材を敷き込みました。








個人個人の価値観は様々です。
僕はヨガを習い始めてからは「正しい」や「間違い」という「二極」のものが実は同じものなのではないかという事を感じ始めました。

剪定枝を敷き込む事に理解をして頂ける事も、またそれに抵抗があるという事も、どちらが正しいという事ではなく、それらの価値観は些細な「違い」であって、それ程大きな「違い」ではない気がするのです。



施工前。







施工後。

この景観を見て頂くと、今まで自分の庭で見たこともなかった景観を見る事になると思います。
しかし、不思議と、この景観に不快感を抱くお施主様は殆どいらっしゃません。
否、殆どではなく、「今まで全くいらっしゃらなかった」というのが事実です。
「違和感がない」「知らなかった」というのが真実です。

地面(土)が剥き出しになっている状態が「不自然な状態」だったと気づかれるのだと思います。

人は知識よりも「感覚」で判断した方がより自分にとって良い選択ができるのではないでしょうか。

「世間の常識」にとらわれるのではなく、より自分が心地良いものを選んで行けば、気持ちも安らぎますし、心の余裕も出てくると思います。

僕自身、わりと個性が強い方なので、多くの人に理解してもらえる事は滅多にありません。
でもそれも楽しいなと思えるようになりました(余談ですが)。

長くなりそうなので、続きはまた次回ということで!


コメント
コメントする








   

calendar

S M T W T F S
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   
<< September 2020 >>
kayagreen home
kayagreenについて
greenfingersエコアパートプロジェクト
オープンガーデン&スタッフブログ
ふうよう huuyou
つちとヒト
links
Facebook & Twitter

selected entries

categories

archives

recent comment

profile

search this site.

others

mobile

qrcode
みんなのブログポータル JUGEM