水脈整備とリフォーム


西宮市O様邸です。

作業前の写真を撮り忘れてしまいました^_^;
お施主様の希望で低木類を抜根しました。
植栽帯との境目に土留めの玉石がセメントで施工されています。
これも解体します。

伐採、剪定した枝は水脈整備に使いますので捨てないでとっておきます。

4方向コンクリートの擁壁で囲まれていますので、たて穴も60〜70センチくらい掘って行きます。
表層10センチくらいでカチカチの停滞層が出てきました。虫も居なくて砂漠化していて、植物も葉の色が褪せて、根も深くに張れないで地表を走るという状態です。
大きなナンテンも枯れ枝だらけでした。

そこに横穴とたて穴を空けて水脈の整備をしていきます。
セメントで施工されていた玉石も撤去しました。

横穴は木の周りを中心に蛇行させながら施工します。

蛇行させるのは水も空気も直線ではなく渦を巻きながら移動するためです。

たて穴、横穴に剪定枝をかませていきます。
水が置くように、施工します。

剪定枝などの有機物を使うことで後々周囲の植物の根が入り込み水脈の溝や穴を護ってくれるようになります。

たて穴にも枝を差し込んで行きます。
この穴は2mくらいまで影響して水の通り道を作って行きます。

その影響でさらに深いところの水脈が活性化して、深い呼吸ができるようになります。
なんだか表情も可愛らしくなってきました。

残った剪定枝はマルチングとして地面に敷いていきます。

全て有効活用しながら有機的な雰囲気にしていきます。


剪定枝のマルチングには分解者の昆虫達の住処となり、分解された枝葉をさらに微生物が分解してと、有機的な循環が生まれてきます。

生き物の有機的循環と水と空気の有機的循環が掛け算されて、生きた大地へと変わって行きます。
広いお庭ではありませんが、お庭という生きた環境を最大限、機能を発揮させてあげる処置をすることで、擁壁に囲まれた土地でも環境改善をすることができます。

「だからと言って、いくらでもコンクリートを使っていいわけではありません」とは、師匠の矢野智徳さんの言葉です。

土木も含めて造園ですからね。


今回はお庭の奥にウッドデッキも施工させていただきました。
すごくいい感じにできましたよ。

(の)

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