水脈整備の外仕事


明石市I様邸です。
水脈整備のご依頼を受けて、お仕事をさせていただきました。
小さなお庭ですが、植木の配置や樹種の選定など、しっかりとした日本庭園の装いでした。

根の周りやブロック塀のキワなどに横穴と縦穴を掘っていきます。
横穴でお庭に高低差をつけることにより気圧の差が生じて表層に空気の流れができます。
表層の空気の流れが地中の空気も動かして、いわば土の中にも風が吹くようになります。

植物は根で呼吸をしていますので、土の中の空気が動くことにより、より呼吸しやすくなっていきます。
現代土木によりお家の周辺の道路はアスファルトで固められ、その硬化が伝播してお庭の土も硬くなります。
このお庭も場所によりますが、30センチから70センチの所でクレイ化による硬化層がありました。
固まった地盤層は空気や水が停滞して有機ガスが発生したり、植物の呼吸困難をひきおします。

なかなか硬い地盤がでてきましたが、施工した縦穴はおよそ3倍程の影響力がありますので、70センチの縦穴では2メートル程の水と空気の通り道ができてくることになります。
それにより地下の表層水脈とつながり、ゆくゆく大きな水と空気の流れが地中にできてくるということです。
そうなると施工した植栽帯がお庭の肺のように大きく呼吸を始めます。
お庭を平面図ではなく、縦割りの立体図で想像してみると、土の中の空気や水の流れが想像できると思います。

横穴や縦穴にフタをしないで剪定枝で立ち上げます。
縦穴には節を抜いて半割りにした竹と剪定枝を入れます。
有機物で施工した縦穴横穴は周りの根が入り、剪定枝自体も肥料となり自然な形で落ち着いてゆきます。

冬になれば棚仕立てに玉刈りされた枝を自然形に戻す剪定をしてあげる予定です。
混み合って毛虫が発生していますが、枝を整理してやると、根の通気も良くなりましたので来年は毛虫もあまり発生しなくなると思います。

お施主様、ありがたい事に熱心にうちのホームページを見ていただいていて、今回のご依頼を受けました。

次回のお手入れでよりいい感じのお庭になると思います。
これから経過を見て行きたいと思います。
今後もよろしくお願いします。
(の)

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