京北クラフト出店@あうる京北


京都府が管理する、環境や自然学習など、様々な学びやイベントができる、あうる京北で、年に一度開催されるイベント「京北クラフト」に「大地の再生 関西支部」「一般社団法人 大地の再生講座 結の杜づくり」として出店して来ました。

組み立て式の「やぐら」を貸していただいて、二階建ての出店ブース!
二階では、まりこさんのマッサージも好評でした!

ともちゃんやリリーさん、女性陣がお店の飾り付け、ジャンさんの自給農野菜も並び、めっちゃ可愛いお店になりました。
イベント会場は程よい広さで規模も丁度いい感じで、自然派な人から都会チックな人までいろいろな方々が来てる感じでした。

前回の「大地の再生講座」でビオトープの「入りと出」の「流れの調整」を矢野さんから教わりました。
矢野さんが調整したビオトープは泥が消え、藻が生え、水草も生えてきました。

周辺の草も柔らかい植生が認められます。

この流れには平行してU字側溝が施工されていますが、それでもこのビオトープには命の息づきが再生してきました。

関西支部のホープ、匠くんがユンボで泥をあげてくれました。
「命を育む」重機の使い手です。

今回も、次の日、広島で「大地の再生講座」があり、移動のため、僕は不在でしたが、匠くんと、ともちゃんと、ぜんぜんで2日目のお店番もやってくれました。
「あうる京北ツアー」も4組ほど来てくれて、ずいぶん深い話もできましたし、いろいろな方々とお話しもできて、すごくいい勉強になりました。

ジメジメしていた会場の大地も再生の効果で水がひき、ジメジメが解消されていました。

「水切り」をした大地は表層のグライ化が消え、団粒化も見られました。
また、あうる京北さんからも、年間の草刈りを「関西支部」として受けさせて頂くことが決まり、早速、ジャンさんやたいすけくん達、京北の地域の方々で「風の草刈り」を講座形式でやっていただきました。

皆がやれる事をやる。得意で、楽しい事をやる。
それで「環境」はどんどん「再生」される。
そんな「法人」に「結の杜づくり」がなれればいいのに、と思います。
「楽しい」と「やりがい」が同時に「環境再生」に直結していく、かつてない「法人」。

皆さんのおかげです。

ありがとうございます。(の)

畑の小学校 自給農ワークショップ@稲美町


稲美町F様邸です。

まち杜の環の活動として、最近ご依頼が多い家庭菜園づくりを市川ジャンさんを講師にお迎えして開催させていただきました。
ジャンさんは畑の小学校の名前で関西を中心にワークショップを展開されていて、自給農の講師をされています。

午前中は座学から始まりました。

自給農とは人間のエサ場づくりだという事だそうです。
動物たちはみんな自分のエサ場を持っていて、現代、人間だけがそのエサ場をスーパーやコンビニなどに依存しているというのが今の大多数の人々の暮らし方だと思います。

自給農ではそのエサ場をお庭のそこかしこに菜園をつくり、お散歩するだけでその日の野菜が手に入るという農業の方法です。

その場に生えている草から土や環境の状態を見て、どんな野菜なら育つのかを見極め、育てながら土づくりをして行き、最終的には結構なんでも育つ環境にして行く方法を教えていただきました。

ジャンさん手作りの自給農カレーをお昼にいただいて、いよいよフィールドへ!

先ずは周辺の藪や草の整理とごみ拾いも兼ねて、草刈りをします。
畑づくりのための有機物を集めるためです。

刈った草でマルチングしたり、クワの使い方を教わったり、なかなか盛りだくさんの内容です。

アプローチには稲藁のマルチング。
笹や松の葉、杉の葉なんかもいいマルチング材になります。

お庭はごく一般的な広さですが、それでも畑の畝以外にも植えられる場所がたくさんあって、本当にそこそこ自給できてしまう感じです。

水脈整備も少し手直ししながら進めて行きました。

苗はお施主様が用意したものと、ジャンさんが持ってきてくれたもの、トマト、ブロッコリー、ネギ、イチゴなどいろいろ。

今回は植栽の中に畑を作っているので、高木のビワやモクレンなどの足元に畑がある感じで、アグロガーデン風になっています。

イチゴやブロッコリーは乾燥に強いので、庭から出てきた石コロを集めていた場所に、ネギは建物側に、など建屋周りがどんどん畑になって行きました。

ジャンさんのアフターフォローもしっかりしていただいていて、後日、また一緒に様子を見に行かせていただきました。
トマトがぐんと大きくなって、その他の野菜も元気に育っていました。

家庭菜園はいろいろなやり方があると思いますが、ジャンさんの自給農法を学びたいなどありましたら、ご連絡いただければジャンさんにお繋ぎいたします。
(の)

まち杜の環の活動


まち杜の環、街と森の循環を大切にしていく活動です。

三田市の「あまがえる」(造園業)の木下さん、姫路市の「リビングソイル研究所」(土の研究所)の西山さんとうちkayagreenが中心となって進めていこうよ、となった活動です。

元々、みんな剪定枝や落ち葉、刈り草などをマルチングにしたり、堆肥や土にしたりとそれぞれではやってましたが、そういう活動に木下さんが「まち杜の環」という素敵な名前をつけてくれました。

まち=街、杜=森、そして循環の環。
街に落ちた落ち葉や枝、草。
森がそうしているように、街にまた資源として循環させていこうよ、という取り組みです。
街の地面が森のそれのように多様性に富んだ生き物を育み、生命溢れる息づいた街にしていく活動です。

僕も、大きなお庭、小さなお庭問わず葉っぱや枝など土に帰せる条件がある場所では積極的にやってます。
写真は東灘区のミモザの大木の根元に周辺の剪定枝をマルチングした様子。
マルチングの下ではダンゴムシやゲジゲジなどの虫、菌類、微生物などの分解者たちが住み着いて生命溢れる土になっていきます。

明石市の小さなお庭も、

剪定枝をマルチングしました。

お庭の小さい、大きいはあまり関係ありません。
微生物は目に見えないほど小さいですし、環境のいい場所では足の裏ほどの面積に兆単位の生息数になります。
それにミクロとマクロは相似形なのです。

須磨区のケヤキの大木の根元です。

豊かな落ち葉をその場で土に。

ミクロな生命に手伝ってもらってお庭の環境づくりをしています。
木の根元、地下、地下からつながる枝葉、枝先からまた地面に。
ずっと循環し、豊かになります。

その循環を人為的に断ち切らない。
そしてそんな循環ができるデザインにしておく。
その事が、庭づくりにおいては大切な事なのではないかと考えています。
まち杜の環の活動、今後も小さなワークショップなどを中心に活動を広げていきたいと思います。
(の)

みどりもの協働組合ファーマーズマーケットに出店する!


10月の毎週土曜日と11月に開催されていたイートローカル神戸のファーマーズマーケットに、みどりもの協働組合の一員として出店させていただきました。

みどりもの協働組合って初めてブログで紹介しますが、どういうグループかというと、オーガニックでお庭づくりや管理をしたり、土の研究や建築、農業など自然に関わる仕事をしてて、なおかつ自然と仲良く共生していく方向のお仕事をしてる仲間が集まったグループです。

一昨年の夏くらいに元となる近隣地域の造園業を中心にメンバーが集まり、少しづつ他業種のメンバーも加わり、主に交流飲み会などをしながらゆる〜い感じで活動してました。

ファーマーズマーケットは名前の通り、農家さん中心に地産地消の食材を知って、食べてもらおうという企画ですが、お庭づくりの中でも家庭菜園など身近な庭と農とのつながりの意味あいでも関わりがあるので、出店できた感じです。
みどりものメンバーのみどりカフェのウチダさんつながりで実現できたようですよ。ウチダさん、ありがとうございました。

というわけで、メンバー持ち回りでブース出店して、またここでもいい出会いなんかがあり、みどりもの協働組合の活動なども広く知っていただくことができました。

自然に関わる仕事をしてる以上、自然を破壊、分断するのではなく、自然と調和し、共生していく方向の大切さを多くの方々に知っていただくいい機会でした。

今後も仲間たちと一緒に、歩みはゆる〜い(みんなそういうメンバーなので仕方ない(笑))ですが、面白い企画など、どんどんやっていきたいです。

みどりもの協働組合、またよろしくお願いします!
(の)


千葉県出張 高田造園さん×矢野さん


千葉県、高田造園さんの山林整備。
杜の園芸、矢野智徳さんの指導のもと、日本各地から総勢40名ほどの規模で造園業、農業、建築など様々な分野の方々が集まりました。

このブログは思い出としての意味でも記録しておこうと思います。
写真は高田造園さんが、石場建てで造った小屋です。
古材を使った立派な小屋ですね。

斜面に建ってるので高床式みたいになってますが、これがまた風が通って気持ちよかったです。

小屋の下の斜面には林が広がり、その先は湿地帯と河川になっています。
河川は行政により三面コンクリート。
そのため湿地帯と斜面林の地下水が停滞して、湿地帯も斜面林も荒れていました。

写真を撮った順番に進めます、すみません。
これは高田造園さんの二つある小屋の一つ、皆んなのご飯の炊き出しをしていただいてます。
スタッフさんや高田造園さんのお弟子さん達が最高のおもてなしをしてくださいました。

縄文式トイレです。
これについては言いたい事いっぱいありますが、以前「うんことお庭」というタイトルでブログ書いたのでここでは控えさせていただきます。
構造は穴を掘って枕木を渡して藁葺きの屋根をつけたものです。
汲み取りをしなくても自然分解されて、一定量の人数は大丈夫。
40人で2日間使用しても全然大丈夫でした。

古材で造った小屋の天井。

炊き出し小屋の前の風景。
古材は自然乾燥させた木材だと数百年は構造材として持つのだそうです。

縄文式トイレの脇の植栽。
泥濘まないように、水分調整。

この裏の板を外して堆肥を取り出す仕組みになってました。
よく考えられてますねー。
この仕組みのおかげで風が通って臭いはほとんど全くしませんでした。
この堆肥で作ったゴボウのかき揚げ天ぷら蕎麦をいただきましたよ。

林の下の湿地帯です。

ミニユンボの通れる道を作りながら矢野さんの指導のもと、整備してゆきました。

深い森ですね。
すぐ近くは住宅街なのですが。

湿地帯に水脈をつくっています。
停滞していた表層の水が動き出し、風も流れはじめます。

横溝の所々に深い縦穴を。

上げた泥に藁などの有機物を置いておくとすぐに草が生えて来て土留めになります。

自然が「こうなりたい」と思ってる方向に手を加えて、自然との力と共に一緒に整備をしてゆきました。

森の中の道のならしかたも教わりました。
水と風が置くように地面をならします。

平坦な道ではありません。
人が通るというより、風と光の道ですね。

「獣道は獣が作った道ではなくて風が作った道を獣が利用しているのです」と教えていただきました。

なんやかやでたくさん学び、1日目の夜は近所の温泉に行き、小屋で宴会になりました。

昆虫博士による、昆虫標本とかも出てきて、庭にこんなに沢山の昆虫がいるのを見ながら大盛り上がり。
3分の一くらいは糞を分解するフンムシの仲間でしたよ。

宴会の内容はとてもブログには載せられません(笑)
庭づくりの仕事をしてる方々はとても個性的だとだけ言っておきます(笑)
とても楽しい宴会でした。
僕は寝てしまいましたが、明け方まで続いたそうです。
皆さんとてもタフですね。

2日間にわたる研修会、大変充実した2日間でした。
主催してくださいました高田造園の高田さん、スタッフの皆さん、関係者さん、本当にありがとうございました。

また、新たにご縁があった皆様今後ともよろしくお願いします。

みどりもの協働組合からもリビングソイルの西山さん、あまがえるの木下さん夫妻が参加されました。
今後、皆でシェアしたいと思います。

この研修会で得た事を今後も自分の仕事に活かして行きたいと思います。

矢野先生、ありがとうございます。
また近々お会いすると思います。
(の)


千早赤阪村、結の里、水脈整備


ゴールデンウイーク返上で大阪府千早赤阪村にある結の里の水脈整備のお手伝いに行ってきました。

とてものどかな里山。
杜の園芸、矢野さんの現場です。

大阪とは思えない結構な里山集落なのですが、周辺の道路整備や無理な土管整備のため、森の中にある池がヘドロ化していました。

僕らが駆けつけたのは工事が始まって4〜5日目。杉林の中に重機の道を作るのに2日かかったそうです。

周辺の杉を伐採し、杭を作り、重機の足場を作り、

ひたすらに池の周りの土手にヘドロを上げていきます。

整備に使うのは周辺の杉、竹など、現地調達の材料です。

池のヘドロ化は集落の過疎化や高齢化が一つの原因でもあるそうです。
昔は池の水を抜いて、溜まった泥を田んぼに入れて肥料にして、という手入れをしていましたが、近年は放置される事が多く、また末端の水の流れが土管工事や道路工事のために詰まってしまって、池の水が上手く抜けなくなってヘドロ化してしまったようです。

池の整備を現代土木でやると護岸をコンクリートで固めてしまうのですが、それをやると本当に死んだ池になってしまいます。

昔ながらの土と木を使った土木工事が人間と自然をつなぐ街づくりになるし、日本人は伝統的にずっとそうやって集落を維持してきたと、作業をしながらいろいろと教わります。

山小屋に泊まり込んでの作業なので、食事は皆んなで、流し素麺だったり、シチューだったり。
ホッとできる時間でした。
スタッフの方々もとてもタフで気持ちのいい方々で、身体はボロボロですが、気持ち的にはとても充実感のある現場でした。

有機物の土留めです。

結の里オナーさんの築300年の古民家。
なぜ日本の伝統建築はこんなに長持ちするのか。
ここにも呼吸する大地と呼吸する建築の工法があるそうです。

1日目、2日目、3日目と池の状態が変わっていきます。

どんどん過酷になる現場。
朝8時から現場に出て、11時に休憩。
13時半か14時くらいにお昼ご飯、その後17時までぶっ続けで作業、一休みして18時までラストスパート。
矢野さんもスタッフさんも本当にタフです。
現場泊まり込みならではのなせるワザですよね。

この池は整備後、澄んだ水になり、飛び込んで泳いだり、フナやウナギが生活する池になってゆくそうです。

「周辺の赤茶けた杉林が青々と蘇り、川が澄み流れて、集落が呼吸をとりもどすんです」矢野さんは皆で休憩中や作業後、温泉の風呂につかりながらいろいろとお話ししてくださいました。
ここにはとても書ききれません。
深くて広くて、根本的な問題だと思います。

人間が生態系から外れて、人間だけが快適に過ごせる環境を人工的に作ってきた。
伝統的な日本人の暮らし方を忘れた。
環境破壊、気候変動、種の絶滅、生態系破壊。
語りきれないし、書ききれません。

まだまだこれからの分野かもしれません。
総合的住環境土木。

造園の分野から広げていきたいと思います。
(の)

ダーチャ関西、いよいよ始動しましたね


ダーチャ関西の拠点となる場所が決まり、先日、視察を兼ねて、現地を訪れてきました。
ダーチャ関西の計画を高草さんからお聞きしたのは去年の秋頃だったと思います。
既に動き始めてる山梨と千葉のダーチャ村。関西でも是非実現したい、と熱く語っておられました。

そもそもダーチャとは、ロシア風エコビレッジのようなもので、週末、あるいは住み込んで、農作業をしながら、持続可能な暮らしを実践する、「農」を中心とした共同体の村バージョンです。

広大な敷地に何世帯か集まって暮らし、その土地で採れた収穫物で自分たちの食料、エネルギー、住宅建築の材料などを自給し、できるだけセルフビルドで土地や住居を建築、管理していく。
国から見れば食料の自給率が上がったり、地産地消の衣食住をほぼ自分たちで賄っていこうとする。生活共同体です。

僕はこのプロジェクトにすごく期待を持ってますし、今回京都府で拠点を置かれることに何か面白いことになってきたという、ワクワク感が隠せません。

母屋は築年数不明の茅葺屋根古民家。
南側登り斜面には段々畑のように畑がありました。

大きな柿の木が敷地周辺に沢山あって、まさにアグロフォレストリー的な環境が期待できそうです。

土蔵からの母屋。

そして土壁の土蔵です。これらもワークショップで修復できたら楽しそうですね。

段々畑の石垣、これも修復が必要です。

修復、整備が整ったら、楽しいワークショップを沢山企画されるとのこと、楽しみです。
宿泊しながらのお料理教室とか。
僕的には、いろいろな方面のお話し、食べ物の問題とか、エネルギー問題、経済の勉強会など、宿泊しながらゆっくりお話しできるのであれば、どういう暮らしが理想なのか、どんな風にすれば地球環境に負荷をかけず、共存共生の暮らし方ができるのか、など、ゆっくりと話し合う、そんな拠点になればいいな〜と思っています。

裏の山も随分人の手が入っていて整備されていました。

敷地の両側に小川が流れ、地下水もどこからでも出るとのこと。

地産地消のスローライフ、ここを拠点にネットワークが広がり、楽しいこと、有意義な勉強会、より良い暮らし方などのお話し会やワークショップが盛り上がって行くのを楽しみにしています。
僕も微力ながら協力させていただきます。
ワクワク、楽しみです!

2014仕事納めです


東灘区O様邸で今年は仕事納めです。

今年一年ありがとうございました。

皆様よいお年を。
(の)

モクレンの大木


東灘区S様邸です。

モクレンの大木。
南側のお庭に落葉樹を植えることによって夏場の木陰と、冬場の陽当たりを確保できます。
おまけにモクレンは春に大輪の綺麗な花を楽しめます。
さらに落ち葉が大きくてそのままマルチング材としても使えます。
一石四鳥くらいになりますね。

まだ葉っぱはついてます。
全部散れば本当の冬ですね。

花咲く春が待ち遠しい!
(の)

風通しのいい屋敷林


家を囲う高木の木の事を屋敷林と言います。

家を台風や強風から守ってくれるのが屋敷林。

今回は剪定して風通しを良くします。
日光も入りやすくなります。
季節によって屋敷林の管理は違うんですよね。
最適に保ってやることによって、その機能を存分に発揮してくれます。(の)

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