沖縄 大地の再生講座 那覇編


沖縄で大地の再生講座が開催されました。 矢野さんより、ぜひ関西支部のメンバーにも来てもらいたい、ということで仲間と皆んなで参加しました。

那覇の公民館に着いて懇親会の翌日、やるとは思ってましたが、公民館の駐車場の水脈整備をしました。

沖縄特有の赤土。

表層に水切りをして、枝葉を入れて行きます。

コンクリート側溝を割り、表層水を流します。

今回は意外な事にセメントも使いました。
雨が降るとジュクジュクになる土に枝葉を入れたところにセメントを撒いて土質の改良をしました。
有機的なセメントの使い方です。

駐車場ですので車重を支えるための処置です。
膜になって水が滞るのでは?
と質問したら、セメントは雨に溶けるので大丈夫との事、おそらく車圧で砕けたセメントは雨風で多様に変化しながらも赤土混ざり駐車場土としての機能も果たしていくのだと思います。


植栽@明石市


明石市I様邸です。

ハナミズキとポートワインを植栽させていただきました。

粘土地だったので浅植えにしました。
粘土地は空気が入ると団粒化して、とても肥沃な土になります。

空気を入れるための横溝と点穴も施工。

刈り草をマルチに。

バッチリです!
(の)

通気水脈整備の見立て@京都府美山


京都府美山でシェアハウスをしてらっしゃる方からご依頼があり、通気水脈整備のアドバイスをさせていただきました。


本当に美しいところです。
美山の南側の山々には毛細血管のような水脈があり、それが由良川にそそいでいます。
昔から住んでいる方々の土地に対する誇りのようなものも感じるほど、この土地を大切にしてきたんだろうなと思わせる美しさです。

敷地の要所にこのような石が置かれていました。
境界、田んぼの水口、排水口など。
わかりやすい配置でどれも綺麗な石です。

下に水田が二枚、果樹園予定地を挟んで上に畑が二枚、棚田のようにありました。
自給するには充分な広さです。

下の水田は水脈が生きていてすぐにでも植え付けできそうな土の状態でした。
グライ層も無く、柔らかく、水の確保さえできればお米やマコモなどがすぐに植え付けられそうです。

上の畑は以前の住人さんがいろいろ使われていたせいもあり、ビニールマルチや瓦などがそのまま残っていて、かなりカチカチの状態でした。
小石も多かったです。

引っ越しされて間もないのでこれから手を入れられるとの事ですがビニールマルチをとりあえず先に剥がさないと呼吸ができませんね。
地面が呼吸できないと停滞した空気と水で有機ガスが発生してしまいます。
こんな美しいところでは自然農法での畑作りが絶対にいいと思いますよ。
できますし。

一通り敷地と農地を見て回り、水田周りの水道(水が斜面から滲み出ていました)の整備と畑周りの通気水脈整備、斜面地の果樹園と建屋前のお庭のアドバイスをさせていただきました。

時間までお施主様と一緒に通気水脈整備の作業をして、この日は終了しました。

再生講座になるかどうかは近隣との兼ね合いもありますが、とりあえずはゆっくりと自分でやってみます、との事でしたのでお任せしたいと思います。

来ていただいて良かったです、との言葉をいただいて、僕も来て良かったと思いました。

またいつでも行き詰まったらご連絡ください。
機会を見つけてまた様子を見にお伺いさせていただきます。

ありがとうございました。
(の)

家庭菜園づくり@神戸市西区


神戸市西区T様邸です。

結構広い家庭菜園づくりのご依頼を受けました。
お家の立地も周囲を里山と田んぼに囲まれて、のどかな場所です。



先ず始めに手を付けたのが、コンクリートブロックの解体作業。
お施主様に説明して、許可をもらい、解体しました。

建築確認のために建屋の敷地と家庭菜園部分を分けるような形で設置されていたコンクリートブロックですが、この擁壁がある事によって、建屋側からの表層水脈と気脈がせき止められ、潤滑な地下水脈の流れが滞る原因になっていました。

解体したブロックは持ち出さず、土留めの骨材として崩れの石垣のように利用します。
こうする事で土は止まりますし、隙間から水と空気も行き来できます。

土をかけて安息角の肩地形にします。

今回はお施主様の意向で庭木は植えませんでしたが、この肩地形のところにお茶の木やツツジなどの低潅木を植えてやるとブロックの間に根が差し込んでもっと安定した地形になります。
石(ブロック)と木と土でつくる自然土木のやり方ですね。
呼吸のできる土木工事です。
この呼吸ができるという事が大切で、家庭菜園をするにあたって、健康で美味しい野菜を収穫するには必須の環境改善だと思います。

続いて、家庭菜園の外周にも素掘りの側溝と、要所に点穴を開けて行きます。
お隣の敷地はかつて田んぼだったようで半分湿地帯のような環境になっていて、家庭菜園部分も水の湧いているところもありました。
全体的に水を多く含んだ土地だと言えます。



その水を停滞させるのではなく、うまく循環してくれるように透水管を入れて浸透する水とオーバーフローして外に出る水とに誘導します。
側溝と透水管により空気の流れが出来て、それとともに水も動きますので、家庭菜園全体が呼吸できるようになります。
わりと粘土質の土ですが、土壌改良などはしませんでした。
粘土は空気が通ると団粒化して肥沃ないい土壌になります。
肥料過多にしないためにも肥料はあえて入れませんでした。


炭を入れ、透水管を通し、枝や笹を入れます。
炭には泥灰汁を解消してくれる働きや調湿性、バクテリアの住処になるなど利点が多くあります。
透水管には一定量の空気の流れを確保できる働きがあります。
枝や笹は側溝の土留め安定材として、また泥漉し材として、有機物ですので、枯れるまでの間に草や木の根が差し込むまでの根の役割も果たします。
今回はトラック一台分の枝を持ち込んだのですが、全然足りずに、周辺の藪整備も兼ねて笹を刈らせてもらい、利用しました。笹も整備されて一石二鳥です。

ある程度埋め戻して半分暗渠にします。
全部埋め戻してしまわないのは有機ガスを抜くためです。
これがすごく大切で、完全に暗渠にしてしまうと空気の循環が悪くなり、効果も半減してしまいます。

景観的に埋め戻したくなりますが、この風景は草が周りに生えてきてくれると自然に馴染んだ景観になり、あまり違和感のない感じになって行きます。
草を抜かずに「風の草刈り」で共生してください、とお施主様にもお伝えしました。


手作業で畝を立てて行きます。
重機でやると地面が締まってしまうので、ここは手作業です。

一回目の耕運ではまだ粘土の塊が多かったですが、数時間空気にさらして2回目の耕運のときは空気が入り、パラパラと塊も解けて行きました。


畝もあまり真っ直ぐにせずにS字を書くように蛇行させています。
空気と水は常に渦を巻きながら移動していますので、それに習った畝立てにしました。
手作業ならではです。

うちの仕事はここまででしたが、あとはお施主様にお任せします。

数日置いてもう一度耕運していただいて、種や苗が植えれるくらいに粘土が解けたら、畝谷に笹を入れて緩衝材にすれば家庭菜園の完成です。

日当たりもいいですし、旦那様が家庭菜園に目覚めて、やっと念願叶ったマイ家庭菜園ですので、思う存分美味しい野菜を育てていただきたいと思います。

また様子を見にお伺いさせていただきます。
ありがとうございました。
(の)

畑の小学校 自給農ワークショップ@稲美町


稲美町F様邸です。

まち杜の環の活動として、最近ご依頼が多い家庭菜園づくりを市川ジャンさんを講師にお迎えして開催させていただきました。
ジャンさんは畑の小学校の名前で関西を中心にワークショップを展開されていて、自給農の講師をされています。

午前中は座学から始まりました。

自給農とは人間のエサ場づくりだという事だそうです。
動物たちはみんな自分のエサ場を持っていて、現代、人間だけがそのエサ場をスーパーやコンビニなどに依存しているというのが今の大多数の人々の暮らし方だと思います。

自給農ではそのエサ場をお庭のそこかしこに菜園をつくり、お散歩するだけでその日の野菜が手に入るという農業の方法です。

その場に生えている草から土や環境の状態を見て、どんな野菜なら育つのかを見極め、育てながら土づくりをして行き、最終的には結構なんでも育つ環境にして行く方法を教えていただきました。

ジャンさん手作りの自給農カレーをお昼にいただいて、いよいよフィールドへ!

先ずは周辺の藪や草の整理とごみ拾いも兼ねて、草刈りをします。
畑づくりのための有機物を集めるためです。

刈った草でマルチングしたり、クワの使い方を教わったり、なかなか盛りだくさんの内容です。

アプローチには稲藁のマルチング。
笹や松の葉、杉の葉なんかもいいマルチング材になります。

お庭はごく一般的な広さですが、それでも畑の畝以外にも植えられる場所がたくさんあって、本当にそこそこ自給できてしまう感じです。

水脈整備も少し手直ししながら進めて行きました。

苗はお施主様が用意したものと、ジャンさんが持ってきてくれたもの、トマト、ブロッコリー、ネギ、イチゴなどいろいろ。

今回は植栽の中に畑を作っているので、高木のビワやモクレンなどの足元に畑がある感じで、アグロガーデン風になっています。

イチゴやブロッコリーは乾燥に強いので、庭から出てきた石コロを集めていた場所に、ネギは建物側に、など建屋周りがどんどん畑になって行きました。

ジャンさんのアフターフォローもしっかりしていただいていて、後日、また一緒に様子を見に行かせていただきました。
トマトがぐんと大きくなって、その他の野菜も元気に育っていました。

家庭菜園はいろいろなやり方があると思いますが、ジャンさんの自給農法を学びたいなどありましたら、ご連絡いただければジャンさんにお繋ぎいたします。
(の)

大地の再生講座in淡路鮎原


報告が遅くなりましたが、先日、淡路鮎原で矢野さんを講師に迎えての大地の再生講座を開催させていただきました。

施主の坂本さんはじめ、淡路の若いメンバーが一丸となり、参加者集めから会場の準備、駐車場や宿泊の手配などを進めてくださり、非常に助かりました。

初日は現場検証と見立てを中心に、その場所の問題点などを検証していきます。

敷地はかなり深い谷地形になっていて、本流は流れがあるものの、倒木や土砂に埋もれていたりして、整備が必要な状況でした。

しばらく地下に浸透していた流れが表面に出ています。
この本流の流れがスムーズになると、周辺の斜面地がもっと呼吸ができるようになります。

休憩は敷地に生えてるミカンを頂きました。

現場としては、とにかく、本流を通すこと、水を多く含んだこの地は家の湿気も問題になっていました。
果樹が弱っていたり、竹が藪になっていたり、建屋周りの植栽も荒れていました。
敷地内ではありませんが、周辺では竹や笹の藪化が深刻で、水の抜けが悪く池でもないのに大きな水の溜まりがあちこちでありました。

2時くらいまで、現場検証をして、近くの公民館に移動し、座学になりました。

竹の藪化は村でも大きな問題になっていて、その対策に伐採作業を住民で進めていますが、5年計画だそうです。

竹の藪化について矢野さんは、竹が藪化するのは地下の空気の流れが悪くて根が暴れる、暴れ根の表情がそのまま藪化の表情となって地上に現れる、と。

鮎原だけの問題ではなく、今は全国どこでも竹の藪化問題は見られます。
空気の流れという視点を考えない現代コンクリート土木の弊害です。

座学では河川図や中央構造線などが見える広範囲な地図を見ながら、淡路島という土地がどういう風土なのかも照らし合わせてみます。
淡路島の井戸水ははるか六甲山系からの地下水だという事も分かりました。
地下水脈は人の想像を超える動きをしているんですね。
地球環境の大きなスケール感に驚きました。
大地の動きも水の動きもまさにに地球規模なんですね。

ここ鮎原はその名の通り、鮎が遡上してくる豊かな土地だったとの事です。
今は河川にはメダカやドジョウすらも居なくなってしまいました。
その豊かな環境を取り戻したい、と施主の坂本さんは話しをされました。
座学には近隣の地元の方も参加されていて、坂本さんの訴えに「一緒にやろうよ」との暖かい声も上がりました。


2日目はいよいよ作業開始です。
水脈整備用の枝を切り出し、矢野さんが整地しながら降りてくるはずだったのが、掘るとどんどん水が湧き出てきて、水脈整備をしながら降りてくる事になりました。

すごい量の水が湧き出ています。

なんとか皆んなの結い作業で本流まで水道を通し、雨まじりで少し大変でしたが、作業も一区切りつきました。

もう時間は4時か4時半くらいでしたが、建屋周りの水脈整備も参加者全員で一気にやりました。
硬く締まって、水溜りができていますが、水道を整備して、炭と剪定枝をマルチングしました。

まだまだ淡路鮎原での整備作業は続きます。
次回は6月に再生講座を予定しています。
淡路のメンバーありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
(の)



通気水脈整備@池田市


池田市W様邸です。

都会の真ん中にある、お庭ですが、結構広い敷地でした。

お施主様も手伝っていただき、匠くんやヨメも加わり、初日は4人で結い作業となりました。

お施主様はガーデニングがお好きな方で、いろいろとご自分で手を入れていらっしゃいます。

ご依頼では、雑木林のようなお庭にしたい、とのお話しでしたが、いつも来てくださる植木屋さんに言ってもわかってもらえなかったようです。

樹形は今後、自然形に戻して行くとして、先ずは通気水脈整備です。
アスファルト道路とコンクリートブロックに囲まれた敷地に空気と水の流れる道を整備して行きます。

高木の周りや植栽帯の周りに20〜30センチの横溝を掘ります。

要所要所に縦に深みの穴を掘りながら、お庭全体に施工して行きます。

匠くん、楽しい!楽しい!!とずっと言ってました。
楽しいんですよね、水脈整備。

土はわりと柔らかくていい感じでしたが、大きなコンクリートのアプローチの近くはもうガチガチになっていてグライ層という水と空気の停滞層がすぐに出てきました。

枝や葉を泥越しと溝の保持の目的で入れて行きます。

枝は持って来た物と、その場で剪定した物も使います。
枝、結構な量がいるんです。
そして循環的な機能も成立します。
森と同じですね。

溝を掘った時に掘りあげた芝生などは盛り土にして小さな丘地形を作ります。
仮に昆虫になったつもりでお庭を見ると、山あり谷ありのかなり起伏に富んだ地形になってます。

この地形の起伏が表層の空気を動かし、土の中の空気通りも良くしてくれます。

雨が降ると、溝を伝って地面の地下水脈を形成しながら地下へと浸透して行きます。

この地下水脈へのダメージがここ50年程の現代コンクリート土木により、深刻化しています。

呼吸が出来ない場所では生き物は生きられないし、それは本当に荒地でしかないと思います。
お庭も同じですし、里山や奥山でも同じです。

お庭という、いちばん身近な自然の通気水脈整備は小さな点のようなものですが、この事をつなげていこうという活動は草の根的に盛り上がって来ています。

この空気視点の土木整備の事を「0次産業」と恩師矢野先生は言われていました。
農業や漁業を支える、もっといちばん原点の産業だという事です。

大事につないで行きます。


(の)

大北望さんの作庭作品見学会


世界的に有名な、姫路市の大北美松園の大北望さんの作庭作品を、大北望さんご自身にご案内して頂いての見学会に参加してきました。

大北さんは、

1977年      第1回 全国造園デザインコンクール 佳作

1978年      第2回 全国造園デザインコンクール 佳作

1979年      第3回 全国造園デザインコンクール 入選

1980年      第4回 全国造園デザインコンクール 入選

         姫路市役所公園計画一般公募「姫路市城周辺再開発計画」
        “播州緑と庭の会”より2作品応募 佳作

         季刊誌「兵庫」ひょうごの庭 編集委員

1981年      第5回 全国造園デザインコンクール 入選

1981年〜1982年  月刊ミニコミ誌「コミひめじ」に庭のデザイン連載

1982年      第6回 全国造園デザインコンクール 入選

1986年      兵庫県立小野職業訓練学校 造園設計講師

1995年〜2009年  兵庫県立姫路職業訓練学校 造園設計講師

1996年      兵庫県優秀施工者賞

2003年      国土交通大臣優秀施工者賞

2005年      姫路市技能功労者賞

2006年      第7回 姫路市都市景観賞 努力賞 (株式会社御座候 工場ショップ)

2009年      第8回 姫路市都市景観賞 特別賞 (あずきミュージアム)

などの経歴を持っていらっしゃって、その作庭技術は世界に通用する技術だと思います。

今回の見学会はみどりもの協働組合の西山さん、藤本さんの計らいで実現しました。

姫路市内の個人邸2箇所と、受賞されたあずきミュージアムを周りました。

石の置き方、遠近法、下草の配置の仕方など、勉強になります。

流れの作り方、配置の仕方なども丁寧に説明していただきました。

茶室の向きや高低差などにも造園側から提案されていて、建物と庭が一体となった光景が見れました。

「造園業の方は、もっと勉強しなくてはいけない」と大北さんは言っておられました。「ちゃんと勉強して、建築やゼネコンとも対等の立場でものが言えるようにならなければいけないんです」とも。

本当にそうです。
現代建築を全て否定するわけではありませんが、彼らに全てを任せていく訳にもいきません。
これからは「庭、自然、環境」視点から造園側が、いろいろ意見を述べていく時代なのでしょう。

写真はほんの一部ですが、大変有意義な見学会になりました。

終了後に大北さんの事務所にお邪魔して、図面なども見せていただき、手描きの図面の良さなども再確認できました。

ありがとうございました。(の)

お庭改装工事@西宮


西宮市O様邸です。

風致条例がある、西宮市では家の周りに一定面積以上の緑化をする事が条例で決まっています。
今回は、お引越しに伴い、家周りの緑地帯の改装工事をご依頼いただきました。

狭い緑地帯には高木なども植わっていて、そこに割と大きな低潅木類が入り、根も枝も薮のようになってました。

お施主様のご要望で残したい花木などは剪定して残し、あとは草花にしたいという事でした。

問題だったのは真北の角地でほとんど日が当たらない環境だった事です。
日当たりが悪くても育つ低潅木、ヤマブキとバイカウツギを高木の脇に植えました。

あとは日陰に強い植物として、アジュガ、ギボウシ、シャガ、ヤブラン、スイートバイオレット、グレコマ、クリスマスローズ、シュウメイギク、ラミウムなど、植え込みました。

工事は冬でしたので、もうそろそろ次々とお花が咲き始める頃だと思います。
また様子を見にお伺いさせていただきます。

木製プランターに植えたパセリもたべていただいてたら嬉しいです。(の)

1/24 大地の再生プロ講座の感想まとめ

 第一回目のプロ講座のご感想まとめました。
 フェイスブックなどから転載しています。


街路樹サミット、大地の再生講座をとおし、二人の偉大なるチャレンジャー、もしくは朝ドラ的にゆうと道を照らす人(ともに僕の個人的なとらえかたです。すいません)から、「おたがいさま」という言葉を学んだ。
ひととひととのお互い様。
ひとと植物とのお互い様。(これは矢野さんの言葉)
ひとと他のいきものとのお互い様。ひとと自然のお互い様。
この発想があればさまざまな社会の問題の解決の糸口が見つかるようにおもえる。
知恵と技術とエネルギーの使いようを「お互い様」をベースにしてかんがえていかんとあかんと肝に銘じたい。「おもてなし」もええけども、「お・た・が・い・さ・ま」もクリステルやってくれへんかな?

木下裕文さん プロ参加
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1月24日(日)に受講した、
大地の再生講座 IN かもすわ 関西支部共催。

当講座の講師、造園家・環境再生士の
矢野智徳さんが手がけた事例として、
大地に水と空気が循環できるような
環境整備を施しただけで
そこで収穫される作物の大きさが
数倍にもなったというスタッフの方のお話。

アップした写真ではわかりにくい
かもしれませんが、
枯れかけた京都の神社の歴史ある
大クスが見事に蘇ったりと
その効果にも圧巻でした。

その矢野さんが話された言葉で
印象的だったのは、

「脈を通してやる」

という言葉です。

写真にもアップしましたが、
この度、整備した大地(写真の赤丸)を
上空から見ると、
人間の身体の血管のような
水"脈"が大地を走り、
(そしてその水脈の先には、
自然もしくは人工的に作られた
池等が点在しながら)
やがて海へと続き
一つになっていくのが
改めてわかります。

この"脈"を詰まらせずに、
流れるようにすれば、
大地には水と空気が循環し、
本来の力を発揮できるようなった大地は
(人が肥料等を施さなくても)生き物を育み、
たくさんの恵みを与えてくれるのです。

矢野さんは、この脈が、
コンクリート等でふさがれ
呼吸不全を起こしている
大地に抜け道をつくり、
空気と水を滞りなく
流れるようにすることで、
生き物の命を蘇らせることを
業としていらっしゃいます。

矢野さんの講座を受けたのは
今回が初めてでしたが、
実際に身体を動かし、
大地の様子を感じた上で
座学でこのことを学んだとき、
とてもドキドキしました。

まさに、自分の身体や、
今、日本が抱えている問題の縮図と
向き合っているような気がしたからです。

現代のコンクリートの
道路・下水整備や護岸工事のおかげで
人々の生活や衛生・健康は守られ、
さらには肥料や農薬の発達で
飢饉と呼ばれる状態からは
免れるようになりました。

このような、子孫を豊かにしようと
粉骨砕身されてきたご先祖さん達から
受けている恩恵もまた
計り知れないわけです。

そして今、こうして築かれた
システムに過渡期、
限界が見えてきていて。。。

全体を見なくても、
部分最適だけで自分の生活が
成り立つシステムに慣れてしまうと、
人はいつしか、全体ではなく、
部分しか見なくなってしまったんですよね。

悪気はなくても、全体のことを考えず、
部分だけ最適化しようとすれば、
やがて脈が滞り、全体の一部である部分が
蝕まれていくのは必然なわけで。。。

その"今"に対する、
矢野さんのアプローチが
自然の理にかなっていることにも
感動を覚えました。

人間が土地活用する上で、
除かねばならない
木や草があった場合、矢野さんは、
それらを根こそぎ
排除しようとしはしません。

たとえば除草にしても、
風が草を凪ぐ高さで刈ったりと、
もともとそこに根付いた
生き物の生態に負担を
かけないようにするのも、
根こそぎ排除しようとすれば、反発し、
ますます一層生えようする
生き物の摂理を知っているから。

一見、人間にとっては
邪魔だと思うようなどんな生物も、
その場に生育する意味、生きる意味があって
そこに生え、生きている。

(これはもしかすると、自分自身の感情に
ついてもいえることかもしれません。)

その必然性の中で、人間も、
そこで生かしてもらうために、
そこにある命を頂いて生きているのだから、
少しでも共存できる道を進む。

そうすれば、無駄に有為しなくても、
無為のままで多大な恩恵を受けることが
できるのです。

これが自然の摂理に沿った
生き物繁栄の道なのかもしれない。

この「中道」の考えを説かれたのは、
はるか昔のお釈迦さんだったろうか。。。

本来、生きるということは、
多様な生態、形、目に見えない
思い主義主張も含め
それら全てがその全てを否定することなく
やがて脈を通し、一つにつなげる、
ということなのかもしれません。

そんなことをしみじみと考えると、
自分の身の回りにある生き物全てが愛おしい、
と思う思いがこみ上げます。

などと、つれづれなるままに思いを
書いてしまいましたが、
いやはや、本当に素晴らしい講座でした。^^

山本愛緒さん 一般参加
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里山再生講座in神戸かもすわ

大地に水と空気の循環を生み出すことで、里山を再生させている矢野さんの講座に参加。
プロの造園家さん達が、本気で里山の再生を目指して学ぶ中に混じって、自分も参加させてもらえるなんて、夢のようで、本当に嬉しかった!

田んぼに獅子が入り、稲を倒されてから、獅子とどう付き合えばいいのか考え始め、里山の問題ぶち当たった。
自分に出来ることが分からず諦めていたことの解決方法がここにあった!

不自然な事が起こっている原因は、必ず人間が絡んでいる。
人間以外の動植物は、不自然な事は一切しない。
自然の一体となって動いているから。
人間にとって不都合な事や、恐怖心からとった行動は不自然な形となり、さらに新たな問題を引き起こす。
それを一つ一つ訂正していかなければいけない。
自然はいつも悲鳴をあげている。
それに気がつかないといけない。

本気の人々が集い、行動を起こしている姿が素晴らしく、人間も捨てたもんじゃないなぁ〜とうれしくなった^ ^
矢野さんの視点は人間の視点ではなく、マクロで、自然と一体になっている。
人間優先ではなく、自然優先。
だから
間違いを犯さない優しさがある。

だから、今からこれをやるねん^ ^

吉村ゆうこさん 一般参加

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大地の再生講座・・・急遽息子に頼まれ代わりに参加、大地の再生のノウハウとワークショプ型講座のパワーは予想をはるかに超えています。
でも、こんなに体を使う講座とは知らなかった~_~;

大地の再生講座~其の二・・・笹、竹やヨシが密生し陽も届かない荒れ果てた元田圃を再生。地表に風、地中に水と空気の流れを、伐採屑を再利用して作ります。プロの造園家も参加費1万円だが十分に価値がある講座で、我が荘園造りに大いに参考になります(^_−)−☆

大地の再生講座~其の三・・・ワークショプは一石三鳥。受講者46名、スタッフ数名のマンパワーは、数時間で1-2カ月分に相当、受講料で費用は賄え受講者の満足感も高い。前提は講座の内容ですが…
講師の考え方、経験の裏付けあるノウハウ、スタッフや全ての道具を積んだトラック(講座で内容紹介)、感心しきりです。


大地の再生講座~其の四・・・矢野智徳さんはこの分野で一押し、若い信奉者が多いのも頷ける。
気脈、特に水脈を改善~繋げ滞りを除くと大地と生物は目に見えて蘇る。
道工具資材一覧表は素晴らしいノウハウの開示でした。

大東義彦さん 一般参加

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大地の再生講座

昨日 矢野智徳さんの大地の再生講座に参加させて頂きました。
土中に水の流れを作っていく作業で、有機物を最大限に利用するエコジカルで原点回帰な講座でした。
大きな視点で見ていながら、終着点はとても細やかなものを目指しているようで 今後この土地がどのような変化を見せてくれるのかとても楽しみです。

嬉しく思ったことが2つ。
一つは命に対して真摯に真剣勝負されている人がここにもいると知れたこと。
そして、もう一つは
土木作業にも関わらず、一般参加に多くの女性が参加されていたこと。

この世は何事もバランスの世界。
特に土木や造園は男性社会が男性性の考え方で作り上げてきたものなので どうしても偏りがあるものだけど
そこに女性性も同じくらい入ってくると 偏りなく丁度よいバランスになってくるのではないでしょうか?
今回参加されていた女性の方々は、男性の中に眠る女性性を呼び覚ますスイッチのように思えてなりませんでした。

「育む」ことは
女性の方が得意な筈ですからね(^-^)

行き過ぎず やり過ぎず
自然を見習ってよいバランスの模索。
これもまた楽しみ。

藤本陽子さん プロ参加

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「めっちゃ薄着ですよねー」
とか言われてしまうぐらい
街中だからとついうっかり上着も持たず軽装で出てきましたが
うちとあんまり変わらないくらいの寒さ
やっとやっと冬らしい冬です。

さて、
コンクリートなんかーカチ割ってしまえよー
なんていうのは架空の世界の話でして
ほんとうにやったらば叱られますでしょう
でも、でも、でも
そこを割らずにはいられないときがあったとしても
割ったら当然ながら叱られます
もちろん謝ってもとに戻しますけど
そういうことがあってなお
割っておかなければなるまい!
と思うなら割ってもいい
そこには人間都合ではないイキモノ都合の考え方があるのです

人間社会は
ここはうちの敷地だから
とか
ここから先はどうだとか
五感で感じることのできない約束ごとがたくさんあってそれをまず覚える必要があり
そうした約束ごとが人間社会をスムーズにしています。

でもそれを覚えると常識とか習慣とかが出来てきてそこからはずれることはできなくなって
こうするものはこうするもの
決まっているものは決まっているものと
頭からそう信じ込んでしまうものです。

どうかその石頭を
コンクリートにぶつけてみたら
もしかしてコンクリートにも勝てるかもしれませんね。

そうして地面を塞ぐコンクリートを割りながら
おかげさま、おたがいさまで
自分の常識という頭もカチ割ってもらって
大地にも体にも気が、息が通ってようやく健やかに呼吸をし始めるのでしょう

矢野さんの大地再生講座には
あたりまえの衝撃というか
衝撃的なあたりまえというか
しばらく通わせてもらっていると
いつのまにか衝撃だった側が当たり前に感じられてきて

人間はなんて滑稽なんだろなと
人間でありながら思ったりします

あ、でもだからといってなんでもかんでも壊さないでくださいね(笑)

無駄なように思えても行ったり来たりを繰り返して
波が砂をさらうように
少しずつ彫刻を削るように
行きつ戻りつ行ったり来たり
見えないながら最適な塩梅を模索しつつ
対話しながら前に進んでいくという
水脈整備はその対話の記録だから

矢野さんの仕上がりがいつも自然なのは対話がちゃんとできているからで
それは技術ともいえるけど、自然に聞きながらやってくださいという

僕らが矢野さんならどうするか、と考えるように
矢野さんは風ならどうするか、
水ならどうするかというように
自然に倣ってやりすぎないよう、やらなすぎないよう、
動いていくんですね。

やばいです。
みなさん今日もよい一日を!

市川ジャンさん 一般参加

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大地の再生講座 INかもすわ 関西支部共催に参加したメモです。プロの植木屋さん、園芸家さんと混じって学びました。

☆現場で
大地のようす、風のようす、水のようすを見て、どこに手を出すか決める

☆自然と会話して次の方向性を決める

なのであまり計画をたてないほうがよい

☆やりすぎない
ほどほどが大事
自然はほどほどになっています

☆草もすべて下から刈りとると
慌てて伸びてくる
風を感じる草刈りをする

☆とどこおってる土地は土地全体を見ることが大事
空気も水もほどよく流れるように水脈をつくる

☆自然界にまっすぐはないので、土地のようすに合わせて
小さな川のようにつくる

40から50センチの水脈路を掘って、炭、パイプ、竹、笹と枯れ木を泥こしの役目も含めて、自然の川がしているようにつくる

☆農業も造園業も生きものと向きあう業であること

☆農業はたべものを提供するだけでなく、自然の豊かさ、自然との共存を提供する業となること

☆生きものと、空気と水と共存できる業であること

☆人間と自然のお互いさま

☆自分が伝えることは小さいと思いがちだけど、そうではないよ、すべて連鎖していますよ

などなど。
このほか、プロの方たちへ矢野さんの会社の詳細が、道工具一覧から請求書の項目まで!具体的に話されてました。

そして矢野さんは、人間の作ったものも取り入れています。パイプや作業用の機械や。すべて使わないのではなく、それらも含めながら。

何を取り入れて
何をしないか

いろいろ思わせていただきました。

矢野さん
スタッフのみなさん
かもすわのみなさん
そしてこの講座に集まっている方たち。

ありがとうの気持ちがいっぱいいっぱい湧きました。

わたしも学んでいきます。

寺岡東子さん 一般参加

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もし、ブログその他、見つけられていない投稿で、転載してよいものがありましたらお知らせください。
今後の講座参加を検討されているかたの参考になれば幸いです! (か)


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